令和7年度NETIS推奨技術・準推奨技術として計23技術を選定~過去最多の選定数で工事等技術の一層の強化へ~
- TKライター
- 4 日前
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令和7年度公共工事等における優れた新技術(NETIS)の活用を促進するため、外部有識者の審査を経て、推奨技術が15技術、準推奨技術が8技術の合計23技術を選定しました。
なお、推奨技術の選定数は過去最多となりました。
【有用な新技術とは?】
国土交通省ではNETIS※に登録された新技術の中から、外部有識者の審査を経て、画期的な新技術を有用な新技術として選定しており、本省では「推奨技術」・「準推奨技術」・「評価促進技術」を選定しています。
1.推奨技術
公共工事等に関する技術の水準を一層高めるために選定された画期的な新技術(17件+今回15件)
2.準推奨技術
公共工事等に関する技術の水準を一層高めるために選定された画期的な新技術で、
推奨技術と位置づけるためには更なる発展を期待する部分がある新技術(21件+今回8件)
3.評価促進技術
公共工事等に関する技術水準等を高めることが見込める技術(3件)
NETIS「推奨技術」等を活用するメリット
公共工事等において、NETIS推奨技術を活用するとどのようなメリットがあるのでしょうか?
・総合評価方式の技術提案において、対象となる技術が提案された場合は、その審査において積極的に評価されます。
•「施工者希望型」において、発注者が適切と判断する場合は工事成績評定の加点の対象となります。
【施工者希望型とは?】
NETISの施工者希望型とは、公共工事において、発注者が具体的な技術テーマを提示し、請負契約締結後に施工者がそのテーマに適合する複数の新技術(NETIS登録技術)の中から選択して活用するタイプです. つまり、施工者が自ら新技術を選んで提案するのではなく、発注者から提示されたテーマに基づいて、NETIS登録技術の中から最適な技術を施工者が選択し、活用する仕組みです。
NETIS 施工者希望型の特徴:
発注者がテーマを提示:
公共工事の発注者が、現場ニーズや行政ニーズに基づき、技術テーマを設定します.
複数の新技術を提示:
発注者は、提示したテーマに対して効果が期待できる複数の新技術(NETIS登録技術)を提示します.
施工者が選択:
請負契約締結後、施工者は提示された新技術の中から、自社のノウハウや現場状況などを考慮して、最適な技術を選択し活用します.
NETIS 施工者希望型のメリット:
現場ニーズに合った技術導入:
現場の状況やニーズに合った技術が導入されやすくなります.
技術革新の促進:
新しい技術の活用を促進し、公共工事の効率化や品質向上に貢献します.
施工者の裁量拡大:
施工者の選択肢が広がり、より最適な技術を選択することができます.
NETIS登録技術を活用するメリット:
公共工事の入札時に加点評価がつくこと、工期を短縮できること、 コストカットできること。
•NETIS申請者は「○○年度 推奨技術(新技術活用システム検討会議(国土交通省))」又は「○○年度 準推奨技術(新技術活用システム検討会議(国土交通省))」という名称を使用できます。
•準推奨技術となった技術については、活用等の実績等のフォローアップを行い、翌々年度まで推奨技術選考の対象とします。
<掲載ページはこちらから>
現場ニーズに適した技術を活用し現場評価をアップさせていきましょう。
建設工事情報サイトTKnetでは、このようなNETISに関する最新情報や本当に活用できる技術を一覧表として提供しています。
NETISに関してお困りの方は、是非ご活用ください!
ありがとうございました。
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