カーブ・逆光でも見やすい!高視認性ソーラー式電光表示板で交通規制の安全対策を強化【NETIS:KT-230065-VE】

道路工事や舗装工事などの交通規制では、一般ドライバーへ工事の存在や規制内容を知らせるため、LED電光表示板が使用されています。
しかし、電光表示板を設置していても、次のような経験はないでしょうか。
「カーブ区間では、斜め方向から文字が見えにくい」
「太陽光や西日が当たると、表示内容が読みづらい」
「ドライバーが接近するまで、規制内容を認識しにくい」
実は、電光表示板を設置することと、ドライバーに情報が伝わることは別の問題です。
そこで今回TKnetが紹介するのが、エムケー精工株式会社の**「高視認性ソーラー式電光表示板」**です。
この技術は、広い視認角と高コントラスト表示によって、従来の電光表示板で課題となる斜め方向からの見えにくさや、太陽光による視認性の低下に対応したNETIS登録技術です。
今回は、従来技術との違いやおすすめ現場、技術提案への活用方法を現場目線で紹介します。
1.高視認性ソーラー式電光表示板とは?

高視認性ソーラー式電光表示板は、エムケー精工株式会社が開発した、交通規制時の注意情報を広い範囲へ伝えるための工事用LED表示機です。
一般的なLED表示板と比較して、斜め方向からの視認性を向上させ、太陽光や車両のヘッドライトが当たる環境でも表示内容を認識しやすくすることを目的としています。
製品・NETIS情報
項目 | 内容 |
技術名称 | 高視認性ソーラー式電光表示板 |
メーカー | エムケー精工株式会社 |
NETIS登録番号 | KT-230065-VE |
技術の特徴 | 広い視認角・高コントラスト表示 |
電源 | ソーラー式 |
主な用途 | 道路工事・舗装工事・交通規制など |
この技術のポイントは、単純にLEDの明るさを高めるのではなく、ドライバーが情報を認識しやすい表示画面を実現していることです。
2.従来のLED電光表示板では何が課題なのか?
課題① カーブ区間では斜め方向から文字が見えにくい
一般的な電光表示板は、正面から見た場合には文字や図形を確認できても、斜め方向から見ると表示が見えにくくなることがあります。
しかし、実際の道路では、必ずしもドライバーが電光表示板へ正面から接近するとは限りません。
例えば、カーブ区間や交差点、合流部では、表示板を斜め方向から見る場面が発生します。
そのため、「正面から見える」だけでなく、「斜めからでも見える」ことが重要になります。
課題② 太陽光や西日で表示内容が読みづらくなる
もう一つの課題が、太陽光による視認性の低下です。
特に日中の道路工事では、太陽光が表示画面へ当たることで、文字や図形が読みづらくなる場合があります。
LEDの輝度を高める方法も考えられますが、消費電力や電源条件も考慮する必要があります。
そこで注目したいのが、画面の反射やコントラストに着目した視認性向上です。
3.従来技術と高視認性ソーラー式電光表示板の違い
比較項目 | 従来のLED表示板 | 高視認性ソーラー式電光表示板 |
正面からの視認性 | 製品仕様による | 高コントラスト表示 |
斜め方向からの視認性 | 視認角が狭い機種では低下 | 広い視認角を確保 |
太陽光の影響 | 反射などで見えにくくなる場合がある | 反射による視認性低下を抑制 |
注意情報の伝達 | 視認方向や環境に左右される | 広範囲への情報伝達を支援 |
電源 | 商用電源・ソーラー等 | ソーラー式 |
※従来技術はNETISにおける比較対象の考え方を踏まえたものです。すべての一般的なLED表示板に当てはまるわけではありません。
4.TKnet的おすすめポイント
① カーブや交差点など、斜め方向からの視認性向上
TKnetとして最もおすすめしたいのが、広い視認角です。
この技術では、視認角の広い表面実装型LEDを採用しています。
従来の表示板では、車両が正面に近づくまで表示内容を認識しにくい場合がありました。
高視認性ソーラー式電光表示板では、斜め方向からも文字や簡易案内図などを認識しやすくすることで、注意情報の伝達を支援します。
特に、カーブ区間や交差点付近など、表示板への接近角度が変化する現場で検討したい技術です。
② 太陽光の反射による見えにくさを抑制
もう一つ注目したいのが、太陽光の影響を考慮した表示性能です。
従来のLED表示板では、太陽光の反射によって表示内容が見えにくくなる場合があります。
高視認性ソーラー式電光表示板では、LEDレンズからの反射を抑える工夫や高コントラスト表示によって、注意情報の見やすさを向上させています。
例えば、日中の舗装工事や西日の影響を受けやすい道路では、製品選定時に確認したい特徴です。
ただし、すべての逆光条件で表示が確実に読めることを保証するものではありません。実際の設置位置や太陽光の方向を確認することが重要です。
③ ソーラー式による電源確保の負担軽減
本製品は、表示機能の省電力化により、ソーラーパネルによる運用が可能です。
道路工事では商用電源を確保しにくい場所も多いため、外部電源を必要としない構成は導入面でメリットがあります。
ただし、長期間の曇天や積雪、日照条件によって運用条件が変わるため、実際の使用前にはメーカーの仕様を確認しましょう。
5.どのような現場におすすめ?
① カーブ区間を伴う道路工事
カーブ区間では、ドライバーが表示板を斜め方向から見ることがあります。
広い視認角を持つ表示板を採用することで、注意情報を認識しやすい環境づくりが期待できます。
② 交差点・合流部付近の交通規制
複数方向から車両が接近する場所では、電光表示板を見る角度が一定ではありません。
このような現場でも、斜め方向からの視認性を重視した製品選定が有効です。
③ 日中・西日の影響を受ける舗装工事
日中の施工では、太陽光が表示画面へ当たり、表示内容が読みづらくなる場合があります。
太陽光の反射による視認性低下を抑える特徴は、こうした現場で注目したいポイントです。
④ 幹線道路など、早期の注意喚起が重要な現場
幹線道路などでは、ドライバーに規制の存在を余裕を持って認識してもらうことが重要です。
高視認性表示板の採用に加え、適切な表示内容・設置位置・設置台数を組み合わせることで、より伝わりやすい交通規制を検討できます。
6.NETIS技術として技術提案に活用する
今回の技術で特に注目したいのが、NETIS登録技術として、従来技術との違いを明確に説明できることです。
工事用LED電光表示板は、道路工事では一般的な安全設備です。
そのため、単純に「LED電光表示板を設置する」というだけでは、技術提案として差別化しにくい場合があります。
しかし、高視認性ソーラー式電光表示板であれば、
・現場の課題: カーブ区間や太陽光の影響によって、従来の電光表示板では注意情報が見えにくい。
・採用技術: 広い視認角と高コントラスト表示を持つ高視認性ソーラー式電光表示板を採用する。
・期待する効果: 接近車両が注意情報を認識しやすい環境を整え、交通規制時の安全性向上を図る。
という流れで提案を整理できます。
技術提案文の例
「交通規制区間における一般車両への注意喚起を強化するため、高視認性ソーラー式電光表示板(NETIS:KT-230065-VE)を採用する。従来のLED電光表示板と比較して広い視認角と高コントラスト表示を有することから、カーブ区間など斜め方向から接近する車両や、太陽光の影響を受ける環境において、規制情報の視認性向上を図る。これにより、一般ドライバーへの注意情報の伝達を支援し、交通規制時の安全性向上を目指す。」
※技術提案の採否や工事成績等への評価は、発注者の評価要領や現場条件によって異なります。
7.高視認性ソーラー式電光表示板の技術提案資料を公開中!
「現場で使えそうだけど、技術提案の文章をどうまとめればよいか分からない」
「従来技術との違いを整理する時間がない」
という方へ。
TKnetでは、高視認性ソーラー式電光表示板の技術提案資料を公開しています。
資料では、安全性・品質・工程・環境・コストなどの観点から技術の特徴を整理し、施工現場での活用方法や提案時のポイントをまとめています。
8.まとめ|電光表示板は「明るさ」だけで選ばない
交通規制で使用するLED電光表示板は、一般ドライバーへ注意情報を伝える重要な安全設備です。
しかし、表示板を設置しているだけでは、十分な注意喚起につながるとは限りません。
特に、
「カーブ区間で斜めから見えにくい」
「太陽光の反射で文字が読みづらい」
という課題がある現場では、視認角や表示コントラストを考慮した製品選定が重要です。
高視認性ソーラー式電光表示板は、こうした課題に対応するNETIS登録技術です。
TKnetとしておすすめしたいのは、単に新しい電光表示板を採用することではありません。
「現場でなぜ表示が見えにくいのか」を考え、その課題に合った技術を選ぶことです。
交通規制の安全対策を検討する際には、視認性に着目した高視認性ソーラー式電光表示板も、選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
関連記事
電光表示板の選び方を詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
※メーカーの製品情報は、エムケー精工公式ページをご確認ください。


コメント